【シューズレビュー】超高反発性は本物か?ワークマン『ハイバウンス ファントムライド SG390』

ワークマンが放つ2026年春夏シーズンの超自信作、「ハイバウンス ファントムライド(SG390)」

本記事では、実際に私がトラックコース、山道コースで試した体験談を書いていきたいと思います。

ハイバウンス SG390 ファントムライドについて

1. 「プロモデル」の看板に偽りなし?驚異のコンセプト

ハイバウンス ファントムライドのキャッチコピーは「走りを追求したい方へ ハイバウンスPROモデル」です。

ワークマンは、このシューズを「プロにも履いてもらえるような本格的なマラソンシューズ」というコンセプトで開発したと明言しています。

最も象徴的なのが、ソールの厚さを40mm以下に設計している点です。

これは陸上競技のルール規定に適合させるためで、実際の公認大会や試合でも使用可能な実戦仕様であることを意味しています。

単なる「厚底ブーム」に乗ったファッションアイテムではなく、競技としてのランニングを正面から見据えた設計思想が貫かれています。

2. 独自開発素材「バウンステックユニオン」の正体

このシューズの心臓部といえるのが、新開発のソールユニット「バウンステックユニオン」です。

これは、ワークマンが分子レベルから開発した性質の異なる2種類の「バウンテック」を組み合わせたハイブリッド構造です。

高発泡クッション: 発泡率が非常に高く、圧倒的なクッション性を担保します。

高反発「バウンテック」: モチモチとした弾力があり、エネルギーを効率よく戻す自社開発素材です。

3. カーボン配合プレート「スケルトンプレート」の搭載

厚底シューズの弱点は、クッション性が高すぎるがゆえに、走行中に足が左右にブレやすいことです。

ファントムライドは、この課題を「カーボン繊維配合のスケルトンプレート」を内蔵することで解決しました。

このプレートには2つの重要な役割があります。

1. 安定性の向上: 着地時の足のブレを極力抑え、スムーズな体重移動をサポートします。

2. 推進力の向上: プレートの「しなり」がバネのような役割を果たし、前進する力を生み出します。

特筆すべきは、このプレートを上下の素材で挟み込んでいる点です。これにより、プレートの硬さを足裏に直接感じさせず、快適な履き心地と強力な推進力を両立させています。

一般的なブランドで、カーボン配合プレートを搭載した厚底モデルを買おうとすれば、通常は3万円前後の予算が必要になる。

それを3,900円で実現してしまった為、2026年春新作シューズでかなりの大注目を浴びている。

実際に使用した感想

今回はこの本格的なシューズのほかに、ワークマンで販売されているハイバウンス、ハイバウンスEVOを比較。

さらには私が今まで使用していたアスレシューズのSG320エピオンもついでに調べた。

ファントムライドは正直トラックコースでは走りずらいかも

まずはトラックコースにて使用。確かに高反発で推進力があり足が進む感覚がある。

しかし、厚底すぎて少し重く、さらにトラックコースだと反発しすぎて逆に走りずらさを感じた。

では他はどうだったのか?

アスレシューズのエピオンは私が長年ランニングシューズとして履いていたが、ファントムライドを履いた後だとかなり走りづらいのがわかる。

膝に衝撃が伝わり、正直足が痛いという感覚がわかる。この時点でランニングのシューズ選びがどれほど大事がわかった。

一方、今回ファントムライドと同じく初めて購入したSG580 アスレシューズハイバウンス

これはランニング向けではないは、一応ランニングでも使用できるシューズである。

しかし正直トラックコースではこちらのほうがちょうどいい反発具合の上に軽いので走りやすかった。

次にSG350アスレシューズハイバウンスEVO

こちらは2つのハイバウンスに比べかなり軽量だが、そこが2つより薄く反発力はいまいち。

だがその軽さゆえに、トラックコースではファントムライドより走りやすいと感じた。

結果的にトラックコースでは

1位 SG580 アスレシューズハイバウンス

2位 SG350アスレシューズハイバウンスEVO

3位 SG390 ファントムライド

4位 SG320  アスレシューズエピオン

といった感じ。

ファントムライドは山道向き?

次に私のいつものランニングコース、秋田市の千秋公園である。

このコースは毎年7月に開催される与次郎駅伝のコースであり、緩く長い坂と、短いがかなり急な坂が混じった砂利道コース、そして平坦なアスファルト道が混ざったコースである。

今回このコースでシューズを試したが、ファントムライドの坂道の推進力に驚いた。

ほとんど息が上がらずに、靴の力だけで進むことができる。

さらにまばらな大きさの石が並ぶ砂利道でも足首が安定するので、けがの心配もない。

このコースでランニングする私にとってはかなり機能性が充実していると感じた。

しかし良いことばかりではなく、下り坂ではブレーキ力がいつもより必要なのでけっこう疲れる。

高齢者や初心者には少し危険なのではないかと懸念する点があった。

初心者からプロまで:誰が履くべきか?

【初心者ランナー】 結論から言えば、初心者にはあまりオススメできない。これはある程度走り慣れた人が使うべきだと思う。初心者を卒業しようとする人から中級者以上の人にオススメである。また平坦な道ではなく、いつも坂道や砂利道を走る人向けである。

【中・上級者ランナー】 プロや上級者がどういったシューズを使っているがわからないが、中級者以上なら普通に使いこなせるうえに、3900円はかなり安いほうなのでお試しでも充分損はしないと思う。

まとめ:私は買ってよかったと思う

千秋公園のような、アップダウンの激しいアスファルト&砂利道のランニングコースをいつも走っているので、「私」は買ってよかったと思う。

しかし、いつもトラックコースで走ったり、初心者が初めて買うランニングシューズにはちょっとオススメするには躊躇するようなシューズだなと思った。

それでもシューズとしては値段が普通に安いので買って損はしないだろう。

このシューズと共に、ハイバウンスかハイバウンスEVOを買うのが一番良い選択だと思った。

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